人生初めての、肉離れ!
最近、運動不足だからと、急にスクワットに励んだのがまずかった。
右の座骨周辺の筋肉や腱と、神経を傷めたらしい。
すぐにアイシングをするべきだったのに、筋肉痛ならもう一度同じ筋肉を使えば直るんじゃないか、と思ってまた無理してスクワットを続けたり、寝た姿勢で自分で指圧をしてみたりしたのが災いした。
おまけに、我慢強い私は予定の行事に出かけて長時間、椅子に座った後、何時間も歩き回ったのである。
その翌日、尋常ではない痛みに耐えかねて、整形外科受診をしたら、超音波検査などの後、『肉離れ』だと診断された。
元々O脚で、しかも右脚のほうがひどいから、股関節に負担がかかる。それなのに若い時は脚をかばいながら、ハイヒールをはいたりしたおかげで、外反母趾と魚の目に悩まされるようになった。
若い時は筋肉がついているから、まだ大丈夫だったが、歳をとってからは、右脚をかばうために、骨盤も歪んできているらしい。
急に歩き出すと、右の仙腸関節あたりが、「コキッ」と鳴いて、股関節がギクシャクするようになっていた。
職場の6階まで階段を上り下りしていた頃には、そんな事は無かったのに…。
整形外科から、消炎鎮痛薬の内服薬と塗り薬を出されて、しばらく安静にするようにとの事だった。ロキソニンを飲むと胃がやられ、ロキソニンの湿布薬を貼付すると蕁麻疹が出た過去があるので、カロナールとボルタレンゲルにしてもらった。
『肉離れ』とは、『筋断裂』である。
真っ二つ、って訳ではなく、もっと繊細な話。筋膜とか、筋繊維の断裂である。
そんなに簡単には治らない。
だから、ブログを書くどころか、机の前に座る事もままならない日々であった。
…あった、と言ってもまだ続いている。
整形外科受診後、2週間近く経ったが、まだ家に籠もっている。車の運転ができない。
右脚でアクセルとブレーキを素早く操作するなんて、ムリ!
右脚を引きずりながら、家の中でヨチヨチと歩くのが精一杯である。
じっと立っていても、座っても寝ても『痛い』。『放散痛』というのが凄い!
くしゃみをしても『痛い』のである。夜も痛くて眠れない。拷問のようである。
しかし結局、自業自得である。
あの時、無理をせず、すぐにアイシングして安静にしておれば、ここまで悪化はしなかったはず。
だいたい、同じ筋肉を使ったら筋肉痛が消える、なんてのは中学生のテニス部時代の話。
あれから、何十年も経っているというのに、現在の年齢も、肉体の衰えも自覚しないで、私というヤツは何ておバカなんだろう。
だいたいいつも、年齢の自覚というか、自己認識がずれている。
服を買いに行っても、20代や30代の人が行きそうな店に入る。
少なくとも、気分はまだ40代だと思っているふしがある。
ひょっとしたら、実年齢に近い人と思えるような人とすれ違っても、内心、「私は80代になっても絶対、あんな服は着ない!!!」なんて思ってる。
じゃあ、実際は何歳なのか……。
それは……秘密…です。
もうそろそろ、近くに良い整骨院を見つけて、治療を開始した方がいいかな?
誰も送って行ってくれる人が居ないから、自分で運転できるようになってからになるが…。
きちんと治して、テニスを再開できたら嬉しい!