郵便局の花壇に咲いていた、愛らしいピンクの花!
思いがけない場所で、ふと見かけた姿に癒やされる。
最近は、こんな風に日々、小さな喜びを噛みしめてはいるが、時々思い出すことがある。
ずっと以前、自伝のようなものを書きたいと思っていた時期があった。
何度か転職もしたが、医療業界で約30年働いて来て、色々な体験をしたから。
働きながら取得した資格。
転職先での、古参職員からの妬みや陰湿ないじめ。
職場に対する批判や不満。
上司からの理不尽な処遇。
困った患者からのストーカー行為。
期待され、喜んで迎え入れられたと思って転職してみたら、奴隷のようにこき使われた話。
そして、そこに居た医師は、『白衣を着た〇クザ』と呼ばれていた…など。
しかし、その頃は仕事が忙しく、色んな問題を抱え、生活に追われ疲れ果てていた頃でもあった。パソコン環境も今ほど整っていなかったし…。
だから、書きたい時に書けなかった、のである。
そして今、書ける環境になってもまだ、書く気力が湧いていない。
なぜか…。
それは、辛い作業だから。
苦しい事の方が多かった時代の記憶を呼び覚まし、なぞりながらたどり直すのは、しんどい作業だ。
だから、書きたい事は、書きたい時に書きなぐってしまうのが一番いいんだね!
『負の感情』も呼び起こすことになるが、負のエネルギーが書きあげる力となってくれる。
最近は少し疲れていて、花に癒やしを求めていたけれど、気分転換と休養が済んだら、少しずつ書いていこうかな、と思う。
スイーツからも、お花からも映画の話からも遠くなるけれど、面白おかしく書けたらいいな、と思っている。
自分の人生、笑い飛ばすくらいがちょうどいいのかもしれない。