Sapphiresan's blog

人生は楽しむべきもの

ロンドンの想い出

前回、ダイアナ元妃の映画について感想を書いたので、何年か前にイギリスに旅行した時の写真を何枚か出してみた。

 

sapphiresan.hatenablog.com

 

息子が連れて行ってくれるというので、行き先を考えていたが中々決まらず、結局やっぱり英語圏がいいな、という事になったけど、時すでに遅く、直行便は予約でいっぱい。

この年のゴールデンウィークでなければ、もう長期休暇は取れないかもしれない、という、息子と私のそれぞれの仕事の都合も考えて、乗り継ぎ便でもいいから、このゴールデンウィークでとにかく行こう、と無理矢理決行した。

 

衛兵交代式(バッキンガム宮殿前)

 

ケンジントンパレス前のゴールドゲート

 

ゴールドゲート横の看板

 

ケンジントンパレス内ではダイアナ元妃の写真や衣装が展示されている。

ダイアナゆかりの宝石や衣装や小物の展示。それに関連グッズのお土産商品の数々。

それらを眺めていると、つい涙ぐんでしまったのだけれど、訳が解らない息子は、隣で不思議そうに私の顔を見ていたと思う。

 

ロイヤルパーク掲示

 

ハイドパーク

公園の中は、キレイに整備されていて、多くの人々が訪れていたけど、皆、穏やかに時間を楽しんでいる風情だった。

 

他にも色々訪問したけれど、今日はここまでに致しとうござりまする。

 

旅行中、とにかく困った事は、食事場所だった。

コンビニなんて、無い!

カフェも無い!

行けども行けども、何も無い!

たまに、駅の建物内に小さなコンビニ(?)があったり、駅の構内でドーナツやマフィンを売ってるコーナーがあったりしたけど、観光地と言われる場所の近くにも、レストランと言う物が無い。

商業施設の中には、やっぱり!『フィッシュアンドチップス』だ!

あった!と思ったら、超高級なレストランだったり、マクドナルドだったり。

地元のツアー添乗員さんに聞いた話では、マーケットも午後6時頃には閉まってしまうし、日曜日は休み。早めに買い出ししておいて、ひたすら自炊の毎日だと…。

ネットや地図で探せば、そこそこの値段でイギリスを味わえる、カフェやレストランはあったのだけど、移動距離と所要時間を考えて断念した。

イギリス、と言っても広い!

自分たちが行ったのは、ほんの一部分だ。

それで、イギリスという国を語るのは、恐れおおい話だけれど、旅行して感じたのは、みんなエリザベス女王を敬愛している!そして、イギリス王室をとても大切にしている!ということ。

そんな空気だった。

古い施設や景観も、ファストフード店が少ない事も、全ては国を愛し、伝統文化を大切にする国民気質なのかも…。

たまにはオープンカフェとか、ビア・バーなんかに行くかもしれないが、普段は質素にせっせと家庭で料理している。

日本の外食文化とは、全然違う。

 

帰りの飛行機の中で、「イギリスよ、ありがとう!無事に観光させていただき感謝します。女王陛下万歳!」などと、心の中でつぶやく私。

 

この回、乗り継ぎの疲れと時差ぼけで、ホテルでもよく眠れず、思い通りの食事にもありつけないイライラから、お互い不機嫌になりがちな親子旅行だった。

けれど考えてみれば、私、自分の職場へのお土産代くらいしか出してない!

息子は旅行の段取りやお金、時間やルートや食事場所の手配などに、相当な労力を使い、神経をすり減らしていたんだよね。

食事で文句言って悪かったと思う。

でもありがとう。感謝してる。

 

ロンドンアイとテムズ川クルーズ船