公園で見つけた花々。
疲れた時には、明るい色の花を見ると癒やされる気がする。
いつもいつも同じ態勢で、同じ事ばかりしていると、身体もこころも固まって、同じ思考から抜け出せなくなるから…。
気持ちを切り換える…ためには、まず動く事。物理的に…動く。体操をする。
料理をする。散歩に出かける。公園の花に見とれる。
仕事なら、一旦、違う業務をやってみる。今やってたのは、ちょっと置いといて。
同じやり方で結果に変化が無ければ、違うアプローチを試みる。または捨ておいて、時間が経ってからやる。
などと解りきった事を偉そうに言っても、思い悩む時はある。『こうすれば良くなる○○』とか、『自分をかえる△△』なあんて本もよく読んだ。おかげで頑張り過ぎてよけいに疲れたような気がする。
我が子にも、私の思い込みを押しつけて、ずいぶんと苦労させたようだ。
申し訳なかったと思う。
結局、一周回って、『人間万事塞翁が馬』なんだな。
肩の力を抜いて、なにか楽しい事を探そう。
時にはこだわりを捨て、フランクな自分をその場になじませてみる。
或いは、牛や馬に例えて……自分を放牧してみる…とか!
でもやっぱり、笑うのが一番いい!
以前、中学校の同窓会で、「中学時代、あなたはポーカーフェイスだったよね!」と言われて、ああ、そうだったな…と思った。
厳しい父親に抑えつけられて育ち、強い自我を抱えながらも、自己表現の術がわからない…そういう頃だった。
もう、これもずいぶん前の話になるが、職場の慰安旅行のバスの中で、その時初めてビデオの『綾小路きみまろショー』を見た時のことだ。
頑張るポーカーフェイスが、いつのまにか歯をむき出して、おなかを抱える連続爆笑犯と化していたのであった!