Sapphiresan's blog

人生は楽しむべきもの

大人の歯列矯正は、苦行!?

しばらく、ブログから遠ざかっていた。

主原因は、これ!

 

 

実は、もう2年以上前に始めていたのだけれど、最近、矯正も『佳境(?)』に入り、ギリギリと締め付けられるような痛みに悩まされるようになった。

歯茎も顎も、首筋も肩も、こめかみも頭も痛み、鎮痛剤を飲めば、もうろうとしてきて何にも思い浮かばない。

何も書けない、集中できない状態…。

 

現在では、歯列矯正の技術も進化して、「何歳からでも始められる、年齢制限はない!」などと、歯科医院の広告でもよく見かけるが、私が以前からかかっている歯科の先生は、海外留学もして国際矯正学会の認定も受けている。

確かな技術と誠実なお人柄で、いつも予約が取りにくいと評判の歯科医院だった。

私の場合、前歯が1本、転位歯と言って、噛み合わせると下の歯より奥に入ってしまう状態。

小学校の高学年頃からだんだんと歯列が狂い始めて、一度二十代で、職場近くの歯科医院に相談した(今からウン10年前)が、歯科医に「無理です!」と言われた。

その頃の、歯科技術では無理だったかもしれないし、そこの歯科医にウデが無かっただけかもしれないが、大学病院に相談するとか通院するとかなんて、食べるために働いてたら、到底無理って事!

それに当時は、ワイヤーオンリーで、100万以上かかると言われてた。

そんなこんなで現状維持してたら、ひどいもんだね。

1本、ほっておいたらだんだん他の歯が動いてきて、全体の歯並びがおかしくなってしまい、顎関節症みたいにアゴの痛みと偏頭痛に悩まされる身体で、長いこと我慢する羽目になった。

でもある時、「これはアカン!何とかしなければ…。」と思ったのは、歯並びが悪いと、歯磨きがしにくく、歯周病になりやすいのだけれど、歯周病で歯を失い、噛みやすいものしか食べなくなって、飲み込み、つまり嚥下機能が弱り、食べ物が喉に詰まって誤嚥性肺炎や、歯周病菌が脳に回って、脳出血の原因となったりする恐れがある、という事を知ってから。

脳卒中後遺症で、飲み込めなくなる場合や、反対に、嚥下機能の回復訓練リハビリなどにより、嚥下困難と脳機能の両方が回復する場合もある。

という訳で危機感を持ったワタクシは、たまたまあった臨時収入を投げ込み、一念発起して、この歳になっての歯列矯正に挑んだ、って事!

 

この決意を表明した時、電話で息子は何故だか「費用は半分出す!」と言い張って…、ホントに出してくれた!すまんな、ありがとう!!!

 

でも、痛いんだよね。

最初の頃、痛みを訴えても、歯科の先生は、「そうですねえ、歯を動かしていくのでどうしても痛みは出ますよねえ」てな感じで、言われても困る、みたいな様子だったから、「うん、もう先生には言わないぞ」って覚悟を決めた。

先生、真面目でいい人なんだけどさ、きっと家に帰っても、奥様の愚痴なんて絶対聞きたくない、ってタイプだろうなあ、と思ってしまった。

普通、矯正は子供の頃にやっておくのがいいんだろうけど、私の子供の頃は両親が不仲で家業も忙しく、兄妹も居たから、面倒みてもらえなかった、というのがある。

でもやっぱり本当は、子供の頃か若いうちにやっとくのが良い。

歯茎もアゴの筋肉も若いうちは柔らかい!

痛みも少ないし、動くのも速いだろうな。

歳とってからやるから痛い、というより、もう筋骨にひびいてくる、という感じ。

神経痛まで呼び起こす!

こんな風に言うと、『何歳からでも始められる、年齢制限はない!』って広告を批判するみたいに見えるかもしれないけど、違います!

確かにできる、動いてきた!

転位歯は、もう前に出てきてるので、後は楽になるかと思いきや…。

これがまさに、『孫悟空』の気分!

頭に例の、『輪っか』をはめられて、『三蔵法師』が呪文をとなえるたびに悶え苦しむ『孫悟空』そのもの!

自分が望んで、始めた歯列矯正だ。

ただひたすら耐え忍ぶしかない!

まだあと半年以上、かかるかもしれない。忍々(ニンニン)(=忍者ハットリくん)(←知ってる人居る?)

頭がもうろうとしているので、ちょっと、ちゃらけ気味かも?

文章も支離滅裂になるかも…。(要注意!)

 

ちなみに…、うちの息子も歯列矯正した、二十代に自分で!

結局、私も離婚後色々いっぱいいっぱいで、通院に付きそう事もできないし、してやる事ができなかった。

それなのに、母親の費用を出そうだなんて、よくも思ったもんだ。

よくできた息子さんで……。

私は、仕事に忙しく、友人やママ友との付き合いなんてのも遠慮がちだったから、息子自慢なんてどこでもやった事がなかった。

でも言っちゃっていいんだよね。

これからも時々、出るかも?

 

ま、歯列矯正の痛みのせい、って事にしといて…。