バスと言っても、地元の路線バスである。
わが地方都市(?)は車社会なので、路線バスは赤字経営だそうだが、私も普段は、めったに乗らない。
それなのに今回は、「わざわざ」乗ったのである。
なぜか?
それは、ただ「歩く」ため!(成果:6㎞)
実は東京旅行から戻って、少ししてから花粉症をこじらせ、鼻と喉の症状が悪化し、耳鼻咽喉科のお世話になっていた。
市販の点鼻薬を長期連用したのがまずかった。
夜も眠れず、強いステロイド剤の点鼻薬や抗アレルギー剤の内服を複数処方され、処置にも通院していたが、粘膜が弱っていたためか、胃腸の調子も崩して体調は最悪だった。
という訳で、しばらくブログ記事更新が止まっていた。
鼻や喉は治ってきたのだけれど、胃腸の不調が長引き、それが少し良くなってきたと思ったら、数日前に軽い過呼吸と頭痛。
これは、マクラのせいだと判明!
昔やった頸椎のヘルニアの影響で、マクラが高いと頭痛が出る。
自分で指圧してみたり、鎮痛剤を飲んでみたりしたが、過呼吸などは自律神経の影響が大きいと思い、天気の良い日にしっかり距離を歩くのが良いと思って、バスで出かける事にしたという訳。
なにせ、自宅からバス停までは、だいぶ距離がある。でもそれぐらいでさえ、普段は歩かない。
自宅から近いバス停を、いくつか通り過ぎてからバスに乗った。
わが県最大の駅に着いてから、商業ビル地下のカフェで、コーヒーとピザトースト(写真を撮るのを忘れた)を食し、近くの公園に行ったが、この時期は特に花も咲いていなかったし、一部工事中だったので、一回りしてから駅ビルに寄った。
この駅ビルもテナントは減る一方で、1階の店も一部は、また閉店していた。
ここが、県のメインの駅だとは、到底思えない。
県外から来た人もびっくりするほど…。
県民の多くは、車で郊外にできた量販店、大型店舗に行くから、駅周辺には行かない。
無料駐車場がある所、に行くのである。
人口も減ってきている…。
と、こんな愚痴を言っても仕方がない。
もう帰ろう。
そうして帰りのバスに乗ると、平日だったので、ちょうど小学生の下校時刻と重なったようだ。
ランドセルに黄色いカバーを付けた、新1年生がたくさん乗って来た。私の母校の制服だ!
その後ろで、先生とおぼしき人が、バスの運転手さんに聞いている。
先生:「このバスは、◯番町通りますか?」
運転手:「とおりますよ」
先生:たまたま一緒に乗った、(2年生か3年生と思われる)上級生に向かって、ある1年生の男子の肩を押しながら「◯番町で降りるからね、お願いね!」
上級生:「ぼくも◯番町やから!」
先生:「良かった!それじゃお願いね!」
先生も大変だ。それぞれを無事に帰宅させるために、駅でこんな事までしているのか…。
その1年生の男子は、私のすぐ後ろの席に座った。
すると、さっき先生に頼まれていた上級生が後部座席からやって来て、その1年生男子に話しかけた。「後ろの席に二人座れるけど?来る?そこで大丈夫?」
でも、1年生は「大丈夫」と言ったようだった。
やがてバスが、◯番町のバス停に近づくと、前方に先から乗っていた高齢女性が後ろの小学生の方を向き「◯番町だよ!」と言った。
そうして二人の小学生は、無事に◯番町のバス停で降りて行った。
それらのやりとりを見ていて私は、何だか胸があたたかくなったような気がした。
途中で見かけた、かわいい花たち。
(余談)
ところで…、しばらくブログ記事を更新しない事は、よくあるでしょう。
書く気にならない時や、少し体調の悪い時。
旅行や仕事や家庭の都合で、しばらく休む事もありますね。
でも自分の事はさておき、更新頻度の高かった人のブログが、何の前触れも無く、突然更新が止まり何ヶ月にもなると、心配します。
最後の方の記事で、疲れがたまっているような、体調が悪いような事を書いておられたので、心配になりました。
でも、どうする事もできません。
私も歯列矯正の治療で痛みに苦しんでいた頃は、最大2ヶ月半くらい、ブログは休みました。
自分のブログは更新頻度が低く、不定期でしたので、誰も心配しないだろうと思っていた、というのもあります。
ですから特に「お知らせ」なども出さなかったので、人の事は言えないのですが、とにかく皆様それぞれが、何でもなかったように、お元気で記事更新されていくのを期待しています。
余計な心配で、大きなお世話!かもしれませんが…。
こんなこと考えるの、私ぐらいなんでしょうか?