道路脇の花壇でツツジの横に咲いていた、ポピーの一種。
車で通り過ぎる時に見かけ、あれは何の花だろう、と気になっていた。
わりと背が高く、細い華奢な茎にきれいなオレンジ色の可愛い花びらで、すっくと立つ姿に見とれ…早く撮りたいものだと、気にかけていたが、カメラに収めることができて良かった。鉄柵が邪魔だけど……。
そうか、これが『ヒナゲシ』か…。
『ポピー』の一種と言っても、色や種類があって、これは何十年か前に見た事があるような気がする…と、写真を撮ってから、やっとそんな風に思ったが、いやいやたぶん、今までにも見かけていたはずだ。毎年のように咲いていたんだろう。
自分が気づかなかっただけ。
こんなキレイな色の花を、気にも止めずに、今まで生きて来たんだな。
今日は、ひとついい事があった!
ドラッグストアへ買物に行った時のこと。
レジで支払いを済ませ、少し離れた台の上で、カゴの中の物をレジ袋の中に入れようとしたが、レジ袋がピッタリ閉じていて開かない!
ああ、エコバッグ、持って来るんだったあ、いや息子と一緒に来れたらよかったのに…と心の中で嘆きながら、指でつまんですり合わせるようにしても、私の乾いた枯れた手では、いっこうに開かない。(実はわが息子は、いわゆる(?)『ネチャ手』なのである。ふだん手を洗わない訳ではないのだが!)
ガシャガシャと揉んでみたり、いろいろ気ながにやっていると、さっきのレジ係の女性が急いで走って来て、「これ、なかなか開けにくいんですよねえ!?」と言いながら、横から手を伸ばし、開けてくれたのである。
まあ、実際スーパーなどでは、レジ係の人が会計しながら、ササッとつまんで、少しだけ開けといてくれたりしますねえ。義務じゃないけど。
でも、ここの人も、わざわざ走って来てくれたんだもの、嬉しいよね。
小さな親切に感謝!!